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真夏の味

飲み込まれそうな
空の下
ほおばったトマト
甘くて
すっぱくて
真夏の味がした

小さくて
みっともなくて
おかしな形なのに
真夏の味がする
真夏の味がする

・・・雨上がりの
空の下
太陽のこどもが
笑っている・・・

ふと
かおる
その香り
青い空
思うよ

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似顔絵と句点

えんぴつの旅が終わる頃
あなたの苦笑いが待っているかな?
僕にしては会心のできだ
えんぴつの終点は君
君の笑顔がまるはなまる
はなまるをあげよう

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イチゴ・ショート

ショー・ケースの中
可愛い顔がいっぱい
どれにしようかな
いろんなアピールがありすぎて
じっと見つめる
目が合った
これにしよう

ちょっと待った
ストップ信号
イチゴの赤が
待ったをかける
わたしを欠かしちゃ駄目だよ

待ったをかける

いつもそうなんだ
お店の味のドラマを
演出する監督が
心の中でカチンコを鳴らす
カット
カット
カット
カットしたら
君が残った
お店の看板娘

そして
気づくんだ
やっぱりシンプルなのが
王様だって

カットしたら
君が残った

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日焼け止めクリーム

太陽の大きな足が
皮膚を踏みつけるように
行こうとするから
皮膚に氷をはるの
ソリのように
滑って足跡を
最小限に
とどめてもらうために

強烈な日差し
日陰をもとめて
自然に目がおよぐ
空気のプールだから
日焼け止め禁止はないでしょ
だから・・・。
照りつける太陽に
懇願するように
氷をはる
反射した願いは
届くかな?

日焼け跡は夏のしるしだけど
涼しい色のままが
健康なんだ
だから
今日も
氷をはる

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洗濯ばさみ

わたしが
あなたの
洗濯ばさみになって
風に飛ばされないように
守るから
いっしょに
ひなたぼっこしよう

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エアコン

暑くても
寒くても
あなたに
会っている時間は
快適なの
あなたは
心のエアコンね
わたしの中を
通り抜ける風は
あなたの心の温度で
決まるの
だから
快適な温度設定を
忘れずにね
わたしも
あなたに
風を送るから

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地上の魚

空気をかきわけ
かきわけ
泳いでく
そんな感覚が気持ちよくて
空気を
おもいっきり吸い込んだ
あの魚も
この魚も
泳ぎまくっている
自由という枠にかこまれて
生きている
この世に生まれた瞬間
あなたの自由が
産声をあげる
そして
空気袋に溜め込んで
沈まない様に
もがきはじめる
ゆっくり
息をしてごらん
自然に
浮くようにできているんだから

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